銀座久兵衛に行ってきた。高級寿司屋の感想。
政財界の方達も利用するという名店の一つ。
先日ご縁があって行ってきました。
銀座久兵衛の新館にお邪魔しました。
まず、入店の時から丁寧な対応で気持ちよく入店。4階のフロアに通されると、なんと魯山人のミニギャラリー。正直、私は魯山人をよく知らないですし、どんな人だろう??という感じですが、綺麗に飾られた器を見ていると気持ちが豊かになりました。
すぐにテーブル席に通していただき着席。
コートやバッグは預かっていただき食事をゆっくり楽めるおもてなしを感じます。
まずは板前さんのご挨拶。
お堅い職人気質の一言かと思ったらいきなり冗談を飛ばしてくるユーモアのある方でした(^^)
食事を提供する前に、久兵衛のガリへのこだわり。シャリへのこだわりを面白おかしく説明。
ガリも、シャリも砂糖は使わず、ネタの味を感じるために作っているものだと説明を受ける。
ガリは酸っぱいからむせないようにねっとお茶目に語ってくれました。
おかげで、緊張感なく食事を楽しめる雰囲気に。。
まずはガリとわかめと大根のサラダ的なものが出てくる。
たしかにガリに甘みはないがさっぱりしていて美味しい。
サラダもさっぱり。無駄な味付けはしていない。寿司を美味しく食べるために作っているのだと素人ながらにわかった。
ついににぎり!!!
美味しい。ネタの割にはシャリが少なく感じるが、これもネタの旨味を最大に活かすための工夫なのだろう。
一口食べてはガリを食べ。また食べてはガリとお茶をいただき。
ペロリと第一弾の寿司下駄はなくなる。
続いて第二弾がくるのだが、出てくるまでの時間もゆったりと流れて心地いい。
第一弾とはまた違った内容でくるのだが、この時間も美味しく食べるために必要なのだろう。
第二弾のネタは卵焼きや穴子など調理されたもの。
特に穴子は塩味とタレで味付けしたものがあり美味。
ふっくらしていてこれが上手い!!
流石の技術だと感動。
卵焼きは中にすこーしのシャリが入っていてまたバランスが良い。
巻物もシャリのふんわりした食感が心地いい。
エビも丸ごと食べられる!美味!
一つのネタにたくさんのこだわりを詰め込んだお寿司たち。
グルメな人たちが通いたくなるのも納得。
最後にお味噌汁。
あさりの味噌汁が口の中をさっぱりさせてくれる。
一つ一つが計算されているのだなとまたまた関心。
コースを楽しんだ後にお茶をいただきご馳走さま。
ステキな時間を過ごさせていただきました。
個人的な感想として、美味しい寿司を食べることは勿論だが、寿司を食べる空間、時間を楽しむ場所なのだと思った。
食べ終わった後に魯山人のギャラリーを見ると入店した時以上にステキに見えた。
一度は行ってみたいと言われる久兵衛。
一度行ったら忘れられない時間になるでしょう。
次回はカウンターでいただきたいと思えるお店でした。
素人なりの感想ですので表現が間違っていたらすみません。
以上!!